| ペンギンもクジラも泳ぐ速さ同じ 小型機器で観測 2006年12月06日 小さなペンギンも大きなクジラも、海中で泳ぐ速さは基本的に同じ——。東京大学海洋研究所の佐藤克文・助教授らのグループが、6日に出る英国の専門誌「英王立協会紀要」にこんな研究論文を発表する。 佐藤助教授らは日英米仏の14機関の研究者と協力して、南極海や北極海、バイカル湖など世界各地の海や湖にすむ鳥類と哺乳(ほにゅう)類に小型の計測機器をつけ、観測を続けてきた。25種類の海洋生物のデータを集めたところ、体重が30トンのマッコウクジラから300キロのアザラシ、1〜30キロのペンギン、500グラムの海鳥まで、エサを捕るときは秒速1〜2メートルで泳ぎ回っていることがわかった。1秒間にヒレや羽を動かす回数は、大きな動物は少なく小さいものは多くなるという。 海洋生物の海中での生態は謎に包まれていたが、計測機器の小型化が進み、新たな事実が少しずつわかってきている。 |