|
●ロス海/南極
|
![]() |
2005年12月 【地図】 【旅行日程】 【Google Earth 座標】 【装備品】 | ![]() |
| ▽ 18日目(12/21)、ロス海から南極海へ 夏至の日。外は雪で視界は数百ぐらいか。回りは海氷で覆われているが、ロス海とは違って大きな氷山も遠くに見える程度だ。昨日までの晴天がウソのようだ。9時頃、外に出てウオッチング!、もうこの辺りは来た時の顔ぶれとなった。南極フルマカモメの群れやカニクイアザラシなど。10時頃に一旦雪は止んだ。昼過ぎにはまた風と雪がちょっと強まる。気圧が下がっているようだ。これから低気圧なので流氷のあるところではうねりが少ないので、できるだけ流氷の中を進んで低気圧をやりすごしていっきにマックーリ島に向かう予定だとか。やはり砕氷船だけに普通の客船と比べ揺れれば相当な物だろう。なにせ、行きはガスが出ていたくらい穏やかで荒波の洗礼は受けていない。 今晩、時計を1時間遅らせる。 |
| ▽ 19日目(12/22)、南極海 7:15起床。ブリッジに入るとロスシールがいるとのアナウンスが!。なんとこういう時に限ってカメラを部屋に置いてきている!。慌てて取って返す。雪がかなり降っていてクリアでないがなんとか収めた。首がでっぷりしているのでそれとすぐ分かる。しかし、ロスシールといっているがロス海の外にもいるんだね!。最後のぎりぎりに最後の収穫でした。 10:40頃、南極収束線を越える。この時最後の?エンペラーを写す。昼頃、少し明るくなり雪が止み、晴れ間が見えて来た。バレニー諸島のかなり左側を通過中でこの時は鳥は一羽もみえず(島に近いのに!)。食事時には青空が見え日差しが強くなった。夕方、やっと後尾に鳥の群れが現れた。 夕食の後、曇りで北は晴れ間が見える。船は西から北西に進路をとりバレニー諸島の北東を通過中。 |
| ▽ 20日目(12/23)、南極海 今日も1時間時計をもどす。曇り、まだ海氷は多いがもう30%前後だ。船は西北西のまま160度まで進むようだ。160度は最後の目的地マックワリー島の経度で、荒れる南極圏を最短距離の直線で乗り切る予定だ。 鳥は南極ペトレルを見かけるのが少なくなりマダラフルマや南極フルマが群れている。まだアデリーペンギンも見かける。11:15頃、ほんとうにこれが最後のエンペラー一羽発見、63.59.27/159.59。 |
![]() |
|||
| 16:00時頃、流氷はまだ全体に散らばって多ているが小ぶりになっている。今は霧で視界が500mぐらい。海は波は高くなく揺れもさほどではない。雪交じりで風は強め。しかし、17時頃船の揺れが大きくなり始めた。 船内では女性だけで北極点到達した時のリーダやフランク博士のサイン会も開催されるなど残りの時間?も有効に使われていた。 |
![]() |
![]() |
||
![]() |
![]() |
![]() |
||
| 18時頃レクチャー後、デッキに出るともう氷は全く無くうねりが強くなっていた。もう氷の世界とは完全にお別れだ。 | ![]() |
|||
|
次の目的地まではレクチャーでこれまでの復習
|
サイン会もあり
|
|||
| ▽ 21日目(12/24)、南極海 曇り、風は強い、が揺れは昨日よりは小さいので多少はまし。デセプション島のマルコポーロ号は800人まで乗れる船で30ノット出る。こちらは15ノットがやっとだ。もともとあちらは正真正銘の客船でカジノなど娯楽もあり南極旅行は日数が半分で済む。また上陸もかなり少ないとか。特に船はほとんど揺れないらしくお年寄り向のようだ。こちらはやっぱり砕氷船で客船じゃないので逆に揺れを楽しむ?しかない。 とうとう揺れのためしばらくデッキは立ち入り禁止となった。一時晴れ間が見えるが、うねりは相変わらず。気持ち弱くなったかも...。天気予報では低気圧が接近中で、マックワリー島には明日の夜明け前に到着予定とか。25日はゾディアッククルーズでキングペンギンルッカリー探検の予定だ。明後日はゾデアッククルーズと上陸の2グループに分けてキングペンギンとロイヤルペンギン、ロックホッパーペンギンを見る予定、楽しみだがロス海のエンペラーペンギンで晴天運を使い果たしたかが心配。 |
![]() 揺れ始めるとベットから落ちないよう縁が付けられる |
|||
夕食はおまかせでワインはただ、というのもクリスマスイベント。給仕さんたちが急遽サンタとなってサービスしたり、部屋に帰るとプレゼントなども。 もうこの時間では船の揺れはほとんど無くなった。ちょっと期待が出て来る... |
![]() |
![]() |
||
| ▽ 22日目(12/25)、マッコーリー島 6時頃、晴天、視界良好、しかし、風強でうねりも高い、ブリッジは閉鎖のまま、という状態でまだマックワリー島は見えず。やはり低気圧が接近中とのことで無理か?。 朝食時に前方に島が見えて来る。白波が立っていてはよほどの強者でも無理(波より風が怖い)。船はそれでも気象条件が変わるかもしれないと期待を持たせるように島の南北をいったり来たり(たぶんスタッフや船長はもう無理だと分かっていて、お客が納得するようにしているだけだろう)。低気圧が南方を通過中で島の北側はまだ若干風が弱いが白波があいかわらずでとてもゾディアッククルーズは難しい。船内でもまだ若い部類の人がこれくらいはダイビングでも出るのにとぶつぶつつぶやいていると思って振り向くとどうも私に話しかけてきたようだった。もしかしたら勇士をつのるつもりだったのかな?、たぶん私は遠慮したと思うけど。 夕刻まで徐々に薄い雲が広がったのみで状況は変わらず。上陸から船に戻るまでの時間を考えるともう今日は無理だ。明日も好転の期待は薄い。午前中の晴天が唯一の救いかも。マッコーリ島の案内によると、12月の風は19日間が強、2日間が暴風とあり上陸の確立は低い。添乗員さんも3回来たがいまだ上陸無しとか。回りは鯨鳥とアホウドリが舞う。たまに水面にロイヤルペンギンやまれにロッックホッパーペンギン(私の好きな岩飛ペンギン)が顔を出す。だれかがキングペンギンも泳いでいたと話していたが見れていない。向こう岸にキングペンギンのルッカリーが何カ所か見えるのが口惜しい!。 18時頃、ブリーフィングで低気圧が接近しておりこれ以上滞在しても期待できないので明日の上陸も無しとなった。コースもタスマニアに直行するのでなく低気圧による横風を受けにくいコース、つまり、一旦北上しその後て東進して低気圧を迂回するコースとなった(船長が直々に説明)。このコースだと余分に一日かかるのでマッコーリ島での滞在一日分を帰路に使うことになる。まあしかたないか。出発は今夜8時半。それまでは島にできるだけ接近するとのこと(最初からそうしてくれ!)。しかし、もう夕暮れでしかも日は島影で撮影は期待できない。なんとかキングペンギンの形が分かるくらいの写真は撮れた。 |
| ▽ 23-25日目(12/26-12/28)、タスマン海 12/26、16時頃船は北から北東に転進。少し揺れが 少なくなるとのこと。今日は海が荒れているのでレクチャーはいくつか中止となった。私と言えば、デッキに入り口に粘ってアホウドリなどの写真をとっていた。この揺れにて船内では何人かが怪我をした人がでてドイツ人夫妻の医者は大忙しだったらしい。中には何針か縫った人もいたというがこの揺れで縫ったというのだからすごいお医者さんだ。他の人は部屋の中でごろごろところがるなどとても快適とはいえない状態だ。砕氷船だからしかたないかと諦めてじっとしているしか無い。 12/27、薄曇り、波は高く揺れは大きい。15時頃、東に転進。再び船の揺れが大きくなる。今日は自然の光の現象についてのレクチャーがあった。オーロラは知っていたが他の現象は知らなかった。 |
|
aurola オーロラ noctilucent clouds 夜光る雲 sun dogs(parthelia) 左右と上に太陽が見える green flash グリーンフラッシュ、空気のきれいなところで日が沈むときなどに太陽の上縁辺りが光の屈折の関係で緑になる 午後は晴天なれど風は強く波も高い。回りに鳥の姿は全く無し。17時頃、ホバートまで約390マイル、15ノット、明日夜遅くには到着とのこと。波はやや収まりつつあった。 12/28、曇り&雨、揺れは少なくなった。昼前、晴れてきたが風が強く揺れが大きくなった。カクテルパーティは揺れがひどく結局中止。夕刻、タスマニア島が見えてきた。予定より早く到着。島陰に入ったため風も揺れも少なくやっと熟睡できた。 |
|
![]() |
右は絵画レクチャー教室に参加したお客の絵。昔は写真はまだまだだったので必ず絵描きを乗船させていたので、それに乗っ取ってこのツアーでも絵描きさんが乗っていてその方が教室を開いていた。売りに出ていたのはちょっと驚いたがもっと驚いたのは買っている人がいたこと!。 もう旅も最後。最後のお別れパーティはなんとか開催された。 |
![]() |
![]() |
![]() |
▽ 26日目(12/29)、タスマニア 薄曇りのなか6時頃ホバートに入港。ちょうどヨットレースがあったらしくチャンピオンヨットが入ってくるところだった。港では犬を使った検閲などで数時間。その間、お世話になってダリオやルームサービスの人などと記念写真など慌ただしい日になった。帰りの飛行機までは時間があるので我々は近場のタスマニア観光となった。ダリオさんたち個人参加の人はそのまま空港に向かった。スパシーパ!(イタリア語でありがとうの意味)。 ←右がイタリアジェントルマンのダリオさん、真ん中がルームサービスのオルガさん(ウラジオストック出身) |
|||
![]() ホバート港入港 |
![]() お疲れさま、カピタン号 |
![]() 検閲犬 |
||
| 9時から近郊の観光。旧町並みが残るリトルトンや野生動物の私営保護施設のBONORONG ボノロング(アボリジニーの言葉で良友)でタスマニアの動物など見て待った後、ホバート一望の丘にあがって再度カピタン号に感謝。もう次の航海のお客と荷物を飲み込んでいるところだろう。途中、台湾チームとか船でいっしょだった人に会う。まあ同じアジアですぐそばだからシドニーまでは同じだ。空港に付くとなんとダリオさんたちがぶらぶらしていた。最後に大活躍?のドイツ人医者夫妻もちゃんと日本語でお別れの挨拶をしてくれた(そんなにお辞儀しなくてもいいのに!。普通にね)。 |
![]() 野生動物保護施設 |
|||
| シドニーへの飛行機の中でフランスのガイドから11月のツアーでロス海が2回のみ上陸でお客から不満が出たとかで、なんと今日出発なのにエキスペデッィションリーダーのジェーンが解雇となったとのこと。天候もあると思うが過去の会社のいきさつとか人間関係も若干あるようだ。いい人だったのに!、でも、またどこかの極地か秘境で会いたいです。 ▽ 27日目(12/30)、帰国 12/30、朝成田着、気温マイナス一度。晴れ。富士山は雪が無かった。ことしは暖冬かな。 初めての一ヶ月の旅行は最高でした。最初は大分不安もあり荷物をロスとしそうになるなどありましたが、ロス海はほんと大満足!。いいタイミングで休みが取れたのがよかったかも。でも旅はやはり周りの人によってよくも悪くもなります。ダリオさん、エキスペディッションスタッフのみなさん、Hさん、台湾のみなさん、ほんとうにありがとう!。また南極の近くであいましょう!(また来る気でいます)。 |
![]() |
|
2005/mm/dd 12:00
|
12/21
|
12/22
|
12/23
|
12/24
|
12/25
|
12/26
|
12/27
|
|
Latitude
|
68.42.8 S
|
66.20.4 S
|
63.53.0 S
|
58.10.5 S
|
54.39.3 S
|
51.56.1 S
|
47.56.4 S
|
|
Longinute
|
173.06.5 E
|
169.24.3 E
|
160.01.0 E
|
160.00.1 E
|
158.55.6 E
|
160.00.1 E
|
156.02.1 E
|
|
course
|
5
|
340
|
0
|
1
|
190
|
325
|
305
|
|
speed
|
9 knots
|
9 knots
|
14 knots
|
15 knots
|
1 knots
|
11 knots
|
14 knots
|
|
air temp
|
4
|
2
|
0
|
9
|
14
|
12
|
16
|
|
seawater temp
|
0
|
0
|
10
|
9
|
8
|
9
|
14
|
|
wind speed
|
12 knots
|
15 knots
|
20 knots
|
15 knots
|
33 knots
|
30 knots
|
35 knots
|
|
wind direction
|
NE
|
SE
|
NE
|
NW
|
NE
|
NW
|
NW
|
|
weather condition
|
overcast-
|
overcast
|
overcast
|
overcast
|
overcast
|
overcast
|
calm
|
|
visibly
|
6
|
8
|
10
|
10
|
8
|
10
|
10
|
|
ice cover
|
9/0
|
9/10
|
8/10
|
-
|
-
|
-
|
-
|